HIPHOPアーティストにスポットを当てたドープなドキュメンタリー番組「RAPTURE」が面白過ぎる!

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前々から、ドラッグとかHIPHOPのドキュメンタリー番組とか、Netflixはブラックミュージック好きにはマストな配信番組やと思ってたけど、<RAPTURE>もかなりヤバかった。

HIPHOPアーティストに焦点をあてた各話オムニバス形式のドキュメンタリーやねんけど、そのアーティストがどういう生い立ちでどんな事を考え、どういう経緯で作品が生まれたのかとかを詳しく知る事ができる。

第一話目のアーティストがLOGICという黒人と白人のハーフのラッパー。

HIPHOP好きを自称しながら洋楽は極端に聴かへん俺は、恥ずかしながら<LOGIC>というアーティストをこの番組で知った (グラミーまでノミネートされてるアーティストやのに 笑)。

アメリカの自殺防止対策ホットラインの番号をタイトルとした「1-800-273-8255」が話題になったらしく、ドキュメンタリーの終盤でライブパフォーマンスとこの曲がどのように製作されたのかを話してるんやけど、まぁホンマ久しぶりに音楽聴いて号泣した 笑。

2話目はNasとDave Eastの2人。 Nasがどうして自身のレーベルにDave Eastを迎え入れようとしたのか?などについて話している。

特に興味深かったのは、Dave Eastがデビューした時、70人の面倒を見ていたこと。これに対してDaveは「俺の周りの人間は俺を利用しているわけじゃないし、仲間の支えがあってここまで来れたから」とクサいセリフをさらっと言う(実際にやってるから嫌味じゃなくて素直にカッコイイ)。

一方のNasは「紙とペン1本でここまで来たんだから楽しむ権利がある」。「楽しめない奴が居てもそれは本人の自己責任だ」と言う。

Daveに対してこいつは冷たい奴やなぁ、と一瞬思ったけど、その真意は「給料が少ないから犯罪に走るのではなく、給料が少なくてもチャンスは無数にある。それを掴めるか掴めないかは自分の努力(成長)次第」という事やった。

インタビューでは言わへんかったけど、きっと過去にお金出して今の生活から救おうとしても変わらへんかった仲間いっぱいおったんやろなぁ、ってのがなんとなく分かった。

まっ、どっちの考え方もカッコええけど、なんかNasの発言には重みを感じた。っていうかこの人の言葉は一言一言に重みがあるし、「言葉」っていうものを如何に大切にしてるかを感じた。

最後One Micで締めるとことか、Netflixセンスありすぎ。

あとT.Iの回も面白かった。

何事に対しても凄い真っ直ぐな人なんやなぁって分かる感じ。まぁ、ドキュメンタリーを観たら大概フューチャーされてる人は良く見えるんやけど 笑。

T.Iの回でフォーカスされたのは、彼が徐々に活動家として目覚めていく様子と「Us or Else: Letter To The System」について。突発的にデモに参加して、そこから実際に活動家にあって話を聞き、謙虚に学ぼうとする姿勢が素晴らしかった。

「自分は無知だから学ぶ必要がある」という勤勉なT.Iも、「努力を怠ってはいけない」と自分にストイックなNasも、2人とも成功するべくして成功する人やったんやろなぁって思った。

Nasは別にして、ほとんどのラッパーは楽曲からそんな思慮深さを感じさせへんのに(英語の歌詞分かれば別かもしれんけど 笑)、やっぱ成功してる人は皆すげーな、と素直に思った。

Netflix入ってる人、絶対観た方がええで。

RPATUREはNetflixで視聴できます