どこがジブリっぽい?中国の本気アニメ映画『紅き大魚の伝説』

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まずはじめに言っておきたいのが、開始数分で世界観に飽きたってこと。他の人のブログで「ジブリみたいで面白かった」と言ってる記事も見たし、俺自身「ジブリっぽい」と思って観はじめたけど、全然ジブリじゃなかった。

※ネタバレありで文句ばっか言ってます。



紅き大魚の伝説とは?

中国のファンタジー・アニメ映画。中国で2016年に3D上映され、日本では2017年に『ビッグフィッシュ アンド ベゴニア』という名前で東京アニメアワードにて上映、2018年にはアメリカ・イギリスで上映された。

現在Netflixにて視聴可能。

ストーリー

少年に命を救われるチュン

海の底の、人間とは別の神に仕える人々?が住む世界。そこで彼らは人間界の天候を司る仕事をしている。

主人公のチュンは16歳の『成人の儀』で紅いイルカとなって、自分たちが影響を与える人間界を実際に自分の目で見に行く。人間界でチュンは網にひっかかり嵐に飲み込まれそうになるが、人間の少年が嵐の海に飛び込み、縄を切ってチュンを助けてくれる。そのせいで嵐に飲み込まれて死んでしまった少年を助けるために、チュンは少年を生き返らせることを決意する。

自分の世界で戻ったチュンは、偶然知り合った人間の魂を管理しているリンポーと取引をし、寿命の半分と引き換えに一匹の小魚を譲ってもらう。それこそが死んだ少年であり、大魚になるまで育てる必要があるとのことで、さっそく育てることになる。

しかし、彼女らの世界に人間を招き入れることは自然の摂理に反することになり、そのせいで様々な災害に襲われる。チュンは家族や周囲に秘密で小魚を育てるが、バレてしまい・・・

みたな話。ま、簡単に言うと隠れながら小魚を育てる映画 笑

ビジュアル面だけが唯一の見所

一番キャラクターとしてパンチのあった婆。しかしたいして物語には関係ない 笑

個人的には、キャラクターデザインとチュンが住む世界のデザインのビジュアルは「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせて良かった。なんか「ジブリっぽい」という評判も理解できる。ただ、ストーリーが最低。

動機が薄くて感情移入できん

チュンと少年の魂である小魚。人間だった時にあった額の模様はなぜか引き継がれている

ツッコミどころは多かったけど、途中まで『ファンタジー』ってことで我慢してた。ファンタジーに理屈をつけたらアカン!と。

でもなんか全ての面に置いて1つもしっくり来ない映画やった。その原因は間違いなく「そもそも主人公であるチュンの思考が理解不能」ってところにあると思う。どのタイミングで恋をしたのか謎過ぎる。

命を救ってくれたとはいえ、一言も会話してないのに恋するん?それとも少年の魂である小魚を育ててる間に恋に変わったん?その辺が分からんから、チュンが小魚と戯れてるのも恋してんのか母性なんかよくわからんから、観てても感情移入しにくい。

最終的には自分の世界捨てて人間界に行くことを選んだわけやから、少年に恋してたんやろうけど、少年は小魚の時の記憶が無くなるって分かってるのに、その少年を追いかけて人間界に行くこと選びとかヤバくない?狂気的過ぎる片思いやんけ!で、そこまで想う理由が描写されてない。ただ命を助けてくれたから?少年がイケメンやから?嘘やろ・・・

チュンは16歳やっけ?うん、たしかにそれぐらいの純粋な歳ならそういう行動を取るかもしれんな・・・でもさ、人間界で会った時は、『少年(人型):チュン(イルカ)』で、チュンの世界では『少年(魚):チュン(人型)』やねん。だからなんか全然ラブストーリー感無い。

せめて、チュンが少年に恋する理由がもう少し強ければ、もっとラブストーリー感強くて、それによってチウが命を投げ出した意味も強くなるのに・・・。正直チウが死ぬシーンでも「お前はお前で何で命を投げ出すくらいの価値があると思ったんや」って思って全然感動せんかった。そもそもチウってどのタイミングでチュンが少年に恋してるって知ったん?そんなシーンあったっけ?普通ただの恩返しで育ててると思わん?

「チュンが大切に魚(人間)育ててるなぁ→チュン、小魚(人間)に恋してるんかな?→よし、チュンのために俺の命を投げ出そう!」ってなるん?嘘やろ・・・

たぶん最初と最後のナレーションから、もっと大きなテーマを描いた作品なんやと思うけど、もうチュンの意味不明さが目についてそんな情報入ってこん 笑

結論

開始数分は世界観に対して「すごーい」ってなるけど、それ以降は苦痛。


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タグ:映画